皆さんこんにちは!

「海事振興連盟会長」の衛藤征士郎です。当懇話会の顧問も兼ねております。

本日の『第2回海洋立国懇話会』通常総会のご盛会真におめでとうございます。

昨年の設立総会に私も出席いたしましたが、その時はメンバー参加者が25名でございました。今年のメンバーは今現在217名と約10倍にもなりました。発起人会の一人としても 真に頼もしく嬉しく存じます。

『海事立国懇話会』と「海事振興連盟」は、設立当初から二人三脚もしくは 車の両輪として お互い真の海洋国家日本をつくるために補いあって活動していこうということを申し合わせにしております。

「海事振興連盟」は、海運・造船・港湾・倉庫など、海事産業を中心とした団体を中心とした連盟ですが、『海洋立国懇話会』はこれまでの海事産業の有志メンバーに加え、水産・海洋開発、海洋レジャー、海洋教育、そして海に関する知識人や文化人など、海を愛する幅広い人々が個人の資格でメンバーとなり、我が国が真の海洋国家としてどうあるべきかを考え、提言しそれを実践していくことを目的にここに志を同じくする方々が相集いました。

いま現在「海事振興連盟」と『海洋立国懇話会』の双方が、ともに解決を目指す大きな課題は『海の日の7月20日固定化!』です。

「海の日の祝日化」は、1959年7月に運動が開始されましたが、経済4団体および連合をはじめとする労働組合等189団体が参加、1994年6月には1,038万人もの国民から署名を集められました。実現に至るまで実に、36年間の長い道のりでした。

そしてこの間の道のりは海事産業にとって決して平坦なものではなく、戦後の壊滅的な被害を受けた海運・造船等の業界が幾多の困難を乗り越え、自立してきたこと、さらには数次の中東戦争時にも危険を顧みず輸送に従事し、島国日本の経済安全保障に寄与してきました。

そのように海事産業に従事する全ての業界人が自らのステータスの向上を切に願って、要望を重ねた結果でもあります。

「海事振興連盟」では、現在7月第3月曜日となっている国民の祝日「海の日」を7月20日に固定するための祝日法改正を目指していますが、皆様方のご苦労が国民に広く認識されてその機運が醸成されんことを目指しております。

一大運動を展開してともに「海の日の固定化」に向けて、力を尽くしていこうではありませんか!

海の日固定化決議をみる