水産関連

ジャパン・インターナショナル・シーフードショー(2019年8月22~24日)

来場者で賑わう各ブース
©水産経済新聞社

今年で21回目の節目となる「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」。今年は出展者数、来場者数いずれも過去最高を記録した。第1回開催と比べると、出展者数で3倍強、来場者数で約2倍になるなど世界三大シーフードショーにも肩を並べるほどの水産物展示商談会へと成長した。各ブースでは、日本から世界へ、世界から日本へと、それぞれの高品質な水産物などを売り込もうとPRし、闊(かっ)達な商談が繰り広げられた。

商業捕鯨が31年ぶりに再開(2019年7月1日)

初水揚げされた「ミンククジラ」
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商業捕鯨が31年ぶりに再開し1日、日本小型捕鯨協会所属の沿岸捕鯨船5隻が釧路港から、沖合母船・日新丸と捕鯨船2隻が下関港から関係者が見守る中、一斉に出港した。
1日夕方、釧路沖で操業していた日本小型捕鯨協会所属船が初のミンククジラ1頭を捕獲、釧路港に水揚げした。水揚げされたのは8・3㍍の大型で、関係者によると、これまで釧路沖で捕獲されたミンクの中でも最大級ではないかとみられている。

第38回豊かな海づくり大会(2018年10月28日)

「稚魚を放流する両陛下」(代表撮影)
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第38回全国豊かな海づくり大会-高知家大会が10月27、28日の両日、高知県で開催された。ご臨席した天皇・皇后両陛下は、来年4月末の退位により、今回が最後となる。両陛下は皇太子ご夫妻の当時から出席しており、多くの人々に海や漁業に対する関心と理解を深め、豊かな海づくり活動への参加を喚起。今大会でも出席者が、海と歩む思いを新たにする契機となった。

豊洲で新たなる歴史創る(2018年10月11日)

小池都知事の新市場視察
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東京・築地市場の後継、豊洲市場が11日午前0時に開場し、業務用市場としての通常営業が始まった。荷が搬入され本格的に取引が始まった場内の卸売場の各所を視察した小池知事は、豊洲市場関係者との「連携」と手厚い「支援」を強調。市場関係者に対して「なかなか慣れず使い勝手がよく分からない部分があると思うが、豊洲市場を日本の中核的な市場に育てていきたい。一日一日積み重ねて、素晴らしいものにしていく」と約束した。